細胞のエネルギー産生「ミトコンドリア」に着目
加齢や外的刺激により、肌は日々さまざまなストレスにさらされています。こうした状態が続くと、ハリの低下やくすみなどの肌トラブルに繋がります。その背景には、細胞内のエネルギー供給を担うミトコンドリアの機能低下が関与していると考えられています。
ミトコンドリアは、細胞が活動するためのエネルギー(ATP)を生み出す「発電所」のような役割を担う器官であり、この機能が衰えると細胞の修復力や防御力も十分に発揮できなくなります。
アンプルールでは、肌状態を一時的な見た目の変化ではなく、細胞が本来もつ回復力という根本から捉えることが重要であると考え、ミトコンドリアに着目した基礎研究を行いました。その過程で、グルタチオンとリポソーム型ビタミンCなどで構成される独自成分「白玉ビタミン」複合体が、ミトコンドリア活性を高めることが確認されました。
独自成分「白玉ビタミン」複合体による、
ミトコンドリア活性の向上を確認
ヒト真皮線維芽細胞に「白玉ビタミン」複合体を添加し、24時間培養後、ミトコンドリア活性を表す指標である膜電位を測定し、蛍光強度比(赤/緑比)を用いて評価しました。
その結果、「白玉ビタミン」複合体を添加した細胞では、ミトコンドリア活性を示す蛍光強度比が、無添加と比較して約1.67倍に増加することが確認されました。
※膜電位とは、ミトコンドリアがエネルギーを生み出しやすい状態にあるかどうかを示す指標です。
図:独自成分「白玉ビタミン」複合体によるミトコンドリア活性の向上を確認
本結果は「白玉ビタミン」複合体が、ミトコンドリア活性を向上させることで、エネルギー産生に適した状態に導き、肌本来の機能を高める可能性を示唆するものです。
こうした細胞レベルでの土台づくりは、結果としてハリ・つや・透明感といった、いきいきとした肌印象の維持にもつながると考えています。
本研究成果を、将来的な処方設計や技術開発へと活かし、科学的根拠に基づいたスキンケアの価値向上を目指します。年齢を重ねても自分らしい美しさを保ち続けられるよう、これからも研究と挑戦を続けてまいります。