アルブチンとハイドロキノン ——その美白効果とは?

2020/05/29
多くの美白化粧品に配合されている「アルブチン」と「ハイドロキノン」。

この2つの成分の違いをご存知ですか?

それぞれどういった特徴や効果を持つのか、また美白ケアに取り入れる際のアイテムの選び方などをご紹介します!

シミができるメカニズム

鏡に向かい頬に指をさして、肌トラブルに悩む女性

まずは、簡単におさらいしましょう!

一般的なシミはメラニン色素が過剰に生成・蓄積されることによって引き起こされます。

そのメラニン色素の生成は次のようなメカニズムで起こります。

数字1 肌が紫外線を感知し、エンドセリンなどの情報伝達物質が発生

数字2 情報伝達物質がメラノサイトに指令を出し、メラノサイト内でチロシンが生成される

数字3 チロシンが「チロシナーゼ」という酵素によってメラニンに変わる


メラニンは本来、表皮のターンオーバーによって排出されますが、メラニンが過剰に作り出されたりターンオーバーが乱れたりすることで、排出しきれずに残ってしまいます。

これがシミくすみとなるのです。

予防美白のマスト成分「アルブチン」

顔に手を添えて微笑む若い女性

アルブチンは、ハイドロキノンの分子構造を一部変化させて開発された、厚生労働省が認可している美白成分です。

この経緯から「ハイドロキノン誘導体」とも呼ばれています。

シミの原因であるメラニンを作り出す酵素「チロシナーゼ」に直接作用してメラニンの生成を阻害する働きをします。

アルブチンの美白効果

アルブチンがチロシナーゼの活性化を阻害することで、紫外線などによって起こるメラニンの黒色化を防ぎます。

つまり、未来のシミやそばかすを防ぐ「予防美白」の効果が期待できるというわけです。

メラニンの発生には24〜72時間程度かかるため、もしうっかり日焼けしてしまった場合はアルブチンが配合された化粧品をなるべく早く使用することをおすすめします。

日中浴びた紫外線によるダメージを肌に残さないために、毎日のスキンケアに積極的に取り入れたい成分ですね。

アルブチンは、肌への親和性が高くマイルドな使用感のため、安心感を持って使用できることが大きなメリットです。

医療機関でも処方される「ハイドロキノン」

化粧品を手に取る女性

ハイドロキノンは皮膚科でのシミ治療などにも積極的に使用されている美白成分です。

別名「肌の漂白剤」とも呼ばれるほどの効果を持ち、チロシナーゼを抑制する力はアルブチンやビタミンCなどの約100倍と言われているほど。

さらに、できてしまったメラニンを還元し、薄くする働きもあります。

つまり、過去に出来てしまったシミそばかす色素沈着などをケアすることもできる成分なのです。

ハイドロキノンの注意点

ハイドロキノンは強い美白効果が期待される反面、その配合濃度によって肌への刺激が懸念されているのは事実です。

また熱や光に弱く不安定な性質であることから扱いが難しいこともあり、以前は医療機関でしか処方されていませんでした。

しかし近年はその扱いづらさを解消し、低刺激で酸化しづらい上にハイドロキノン本来の美白効果を維持した「新安定型ハイドロキノン」が研究開発されています。

これにより、現在では医療機関を受診することなく、自宅でハイドロキノンでの美白ケアが可能になったのです。

ハイドロキノンコスメの選び方

今日では、ハイドロキノンは手軽にスキンケアに取り入れられるようになりました。

しかしその強さゆえ、きちんとした理論に基づいて処方しなければいけない成分であることに変わりはありません。

市販のハイドロキノンコスメを購入する場合は、ドクターズコスメ製薬会社が製造しているブランドを選ぶ方がより安心です。

美白成分とうまく付き合うには?

頬に手を当て微笑む女性の口元

アルブチン安全性が高く使いやすいのがポイント

ただし即効性はないので、継続して使うことを心がけましょう。

ハイドロキノン高い効果が期待される一方で扱いが難しいため、正しい用法を守ることが重要

特に効果を最大限に発揮するためには、ハイドロキノン配合コスメを使用する際の紫外線対策が必須です!

美白ケアに取り入れる際は、それぞれの特性効果を理解した上で使用してくださいね♪

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