食事で花粉症対策: 辛い症状は美味しく和らげよう!

2021/04/16
花粉症の原因となる花粉は年中飛んでいますが、中でも突出して罹患者が多いのが、スギ・ヒノキ花粉によるアレルギー症状

年によってばらつきはあるものの、例年1月下旬〜2月に飛び始め、3月から4月半ばにかけてが飛散量のピークです。

国民病とも言われて久しいこの時期の花粉症、マスクや目薬、服薬などの対処方以外に、昨今では日々の食事でも対策できることが知られています。

花粉症への効果が期待できる食べ物を取り入れて、辛い症状を美味しく和らげましょう!

ポイントは免疫力のアップ!

花粉症は、花粉に対する「免疫反応」によって鼻水やくしゃみ、目のかゆみ等のアレルギー反応が過剰に発生する病気です。

よって、体の免疫力を高めることがアレルギーに対する反応抑制に繋がり、辛い症状の緩和が期待できます。

では「免疫力が高い」とはどういう状況のことを言うのでしょうか?免疫システムを担っているのは免疫細胞です。

その免疫細胞の約70%もが集まっているのが腸。つまり、免疫力を高める鍵は腸内環境にあるのです。

腸内環境を整える3大成分

具体的な食べ物に移る前に、腸内環境を整えて免疫を高める効果があると言われている3大成分ご紹介します。

乳酸菌

腸内細菌のバランスを整えて便通をよくするとして善玉菌としてお馴染みですね。

乳酸菌には免疫の過剰反応を抑える働きがあるため、花粉症の症状緩和に有効であるとされています。

ビタミンD

腸からのカルシウムの吸収を高める働きを持ち、骨や筋肉を強くするために欠かせないビタミンですが、免疫を調整する働きも持っています。

食べ物からの摂取以外に、日光を浴びることで、体内で作ることもできます

食物繊維

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。

水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、腸内環境を整えます

不溶性食物繊維には腸内で水分を吸収して膨らむことで便のカサを増やしてお通じを良くしたり、有害物質を吸着して排出する作用があり、悪玉菌が増えにくい環境を作ります

もちろん、上記以外にも有効な成分は様々ありますが、この3つは意識しておきましょう!

花粉症シーズン中、積極的に摂りたい食材/控えたい食材

積極的に摂りたい食材

①発酵食品(ヨーグルト、キムチ、納豆、ぬか漬けなど)

乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌などの善玉菌が含まれています。

②食物繊維を含むもの(根菜、海藻、豆類、果物など)

水溶性食物繊維を含むわかめや大豆、不溶性食物繊維を含むレンコン、人参などバランス良く摂りましょう。

ごぼうやバナナ、インゲン、きな粉などは食物繊維と共に善玉菌増やす作用のあるオリゴ糖も含んでおり、特にオススメ!

③青魚(サバ、イワシ、煮干し、サンマなど)

ビタミンDを豊富に含むだけでなく、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)など、アレルギー症状を抑える作用がある成分も持ち合わせています。

④ポリフェノールを含むもの(チョコレート、甜茶)

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールや甜茶ポリフェノールには花粉症を緩和する効果があるとされています。

仕事の合間のひと息、などのちょっとした時間に手軽に口にできるのがいいですね♪

控えたい食材

①脂肪分が高い食品(バラ肉、霜降り肉、揚げ物全般、ジャンクフード)

脂肪分を摂り過ぎると、腸内で消化しきれなかった脂肪をエサに悪玉菌が増え、善玉菌が減少してアレルギー症状の悪化に繋がります。

②トマト

スギ花粉へのアレルギーがある方は注意!スギ花粉に含まれるたんぱく質と、トマトに含まれるたんぱく質が似ているためにアレルギー症状が起こりやすくなるのだとか。

③アルコール

アルコールが肝臓で分解される時に出るアセドアルデヒド(二日酔いの原因物質)にはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を促す作用があります。

花粉症シーズン中にはお花見シーズンも含まれます。

お酒好きの方はほどほどに。

あらかじめ注意しておきたいのは、積極的に摂りたい食材は、花粉症に対して即効性があるものではない、ということ。

ですが、少しずつでも食べ続けることで、症状の緩和が期待できます。

継続は力なり、です!

生活習慣も見直しを!

花粉症の症状を緩和させるには、食べ物だけでなく、生活習慣を見直すことも重要です。

睡眠不足や運動不足、ストレスなども免疫力を低下させ、症状悪化の要因になってしまいます。

充分な睡眠とバランスの良い食生活で日々のストレスを軽減、適度に体を動して免疫力をアップさせ、花粉症シーズンを乗り切りましょう!

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