いつの間にか夏が終わり、虫の音が聞こえる涼しい季節になりましたが、お肌の調子はいかがですか?
夏から秋への変わり目は、乾燥などの肌トラブルを起こしやすい季節なので注意が必要です。肌も健康な状態をキープするために、お洋服と同様、冬支度をしなくてはなりません。
今回は、もともと体内にある保湿成分であるセラミドに注目していきます。
セラミドは、皮膚の一番上の角質層のレンガ上に積み重なっている角質細胞と角質細胞間をつなぎとめる働きをしています。セラミドがしっかりと角質細胞間を満たしていると、肌に有害な物質(ほこり・雑菌・アルギゲンなど)の侵入を防ぎ、潤いを保持するための肌を保護するバリア機能となります。このようにセラミドは、健康的な肌状態をキープする上で肌内部に十分になくてはならないものなのです。また、セラミドはシミの原因のメラニンの生成を抑制するので美白効果もあります。
健康的な肌は、セラミドで十分に満たされています。しかし、ストレスなどの日常生活の影響や年齢とともにセラミドの量が低下すると皮膚のバリア機能が低下し、乾燥やシワ・たるみの原因となります。
美肌に必要なセラミドは、私たちにとって身近な食材のこんにゃくで簡単に摂取することができます。
こんにゃくの原料には2つあり、こんにゃく芋の皮をむいて天日乾燥して粉状にした【こんにゃく精粉】とこんにゃく芋をすりつぶしてつくる【生芋】があります。【生芋】と表記されている昔ながらの製法でつくられたこんにゃくの方がセラミドが多く含まれています。
生芋こんにゃくからは、小麦、大豆、米などの食物に含まれる7倍から15倍ものセラミドを摂取することができます。白米ご飯の場合は、お茶碗25杯分が必要ですが、生芋こんにゃくなら100g(半丁)で一日に必要なセラミドの摂取量の600μgを摂取することができるのです。
また、セラミド以外にもこんにゃくには女性にとてもうれしい機能があります。
■ ダイエット
こんにゃくは100gあたり、生芋こんにゃくでは7kcal、通常のこんにゃくでは5 kcalなので、ダイエット食におすすめです。
■ 便秘・肌荒れ
こんにゃくには、グルコマンナンと呼ばれる栄養成分が含まれており、体内の老廃物などを取り込んで排泄する作用があります。そのため整調効果・便秘解消効果があり、肌荒れを起こしにくくしてくれます。
潤いの元であるセラミドは、化粧品からも積極的に取り込むことができます。
アンプルールの人気化粧水「ラグジュアリーホワイトローションAO」にはターゲット保湿型セラミドが配合されています。このターゲット保湿型セラミドは、乾燥ゾーンを選択的に吸着し、ダメージを受けた皮膚バリアを修復し潤いに満ちた肌にしてくれます。乾燥が気になる秋冬のお手入れにはもちろん、年間を通してご使用いただけます。
最後にこんにゃくを使った簡単おすすめレシピをご紹介します。
このレシピは、こんにゃくのセラミドがお肌をプルプルにし、さらにカレー粉に含まれるターメリックが体内の活性酸素の働きを抑制して肌サビを防止し潤いとハリのある肌をつくります。
* * * * * * カレー風味のサイコロこんにゃくステーキ * * * * * *
【材料】こんにゃく(アク抜きしたもの)1枚
サラダ油 大さじ1
カレー粉 大さじ1
塩・粗挽き黒こしょう 各少々
牛乳 大さじ2
【つくり方】
- こんにゃくは、味が染み込みやすいように一口大に切る。
- フライパンにサラダ油を引いて熱したところにこんにゃくを入れて炒める。
- こんにゃくに火が通ったら、カレー粉・塩・粗挽き黒こしょうを入れてさらに炒める。
- 焼き目がついたら、牛乳を加えて水分がなくなるまでよく混ぜ合わせます。
生芋こんにゃくは、赤ちゃんのようなプルプルとした素肌づくりに必要なセラミドがたっぷりなローカロリー食材です。生芋こんにゃくを美容のため積極的に取り入れてみましょう。
アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)













