Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

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皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2009年7月9日配信のメルマガより

Vol.57赤ワインの美肌・健康効果

最近、デパートでもスーパーでも、迷ってしまうほどたくさんの種類のワインが並んでいますね。今回は、ポリフェノールが豊富な赤ワインの美肌・健康効果についてご紹介します。

赤ワインには、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。

通常、食品に含まれているビタミン、ミネラル、ポリフェノール等は人体に30~40%程度しか吸収されませんが、ワインに含まれているこれらの成分は、ほぼ100%人体に吸収されるといわれています。

その中でも、赤ワインの渋みと色の成分であるポリフェノールは抗酸化作用があり、いつまでも若々しくありたい私たちにとって大変強い味方です。ポリフェノールの抗酸化作用は、ビタミンEの2倍と大変高い効果があります。

私たち人間は、生きている限り「酸素を吸って二酸化炭素を出す」という呼吸をします。酸素がストレス・紫外線・排気ガス・タバコの煙・過度な疲労などの影響を受けることで活性酸素へと変化して、シワ・たるみ・シミといった肌老化の原因となります。

赤ワインに含まれるポリフェノールは、肌老化の原因となる活性酸素の働きを抑制・除去してくれるので、アンチエイジング対策となります。

また、ポリフェノールは成人病である心臓病や脳梗塞、動脈硬化などに対しての予防効果もあります。

フランスでは、脂肪分を多くとる食文化にも関わらず、成人病の発生が少ないといわれています。このフレンチパラドックス(フランスの矛盾)の謎を解く鍵が、フランス人は赤ワインを食事の時に飲むことにあるといわれています。赤ワインのポリフェノール効果は、体内の悪玉コレステロールを抑えるので成人病の予防になります。さらに、ポリフェノールは血糖値を下げるといった糖尿病予防にも効果があります。



このようなポリフェノールの効果を最大限に発揮するためには、 以下の食材と一緒に摂取することがおすすめです。

  ■ ビタミンC・・・いちご・キウイフルーツなど

  ■ ビタミンE・・・アーモンド、ピスタチオ、ピーナッツなどの種実類

  ■ カロチン・・・ニンジン・かぼちゃ・ほうれん草などの緑黄色野菜



また、夏の汗ばむ季節におすすめなのが赤ワイン入浴です。

赤ワイン2カップぐらいを浴槽にいれてよくかき混ぜます。
ワインには、老化を防ぐポリフェノールのほかにアルファハイドロキシ酸(AHA酸)が含まれているので、肌を若々しく保ってくれます。また、赤ワインには収れん作用があるので、みずみずしさを保ちながら肌を引き締めます。

赤ワインには、若々しさと健康を保つ効果があります。
1日1杯のワインで日常生活からくる酸化ストレスを解消して、若さを保ちましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)