Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

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皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2008年6月12日配信のメルマガより

Vol.44肌トラブルが起きやすい夏の環境と肌の関係

なんだか最近、「肌がべたつく」、「ファンデーションが崩れやすい」などと感じることはありませんか?

日本の夏は、高温多湿のためジメジメして気温も高くなり、これが私たちの肌へトラブルを招く原因となります。

そこで、今回は夏の環境に負けない素肌をキープするために、トラブルが起きる原因とその対策をご案内します。

私たち人間は暑さを感じると、体温を調整するために自立神経が働き、毛穴を開いて熱を体外に発散させます。
また反対に、寒さを感じると毛穴を閉じて、熱を体内に止めるように働きます。

夏は、暑さのせいで毛穴が開きがちになるので皮脂腺が活発になり、皮脂の分泌が増えます。
そのため、化粧崩れの原因やニキビの原因となります。

また、体温調整のために汗をよくかきますが、汗も肌トラブルの原因になります。

大量の汗は、角質層に吸収されて、角質が壊れやすくなり肌のバリア機能が低下します。
また、汗を吸収した角質層は白くふやけて、皮膚表面にある毛穴や汗口を圧迫し脂質代謝を鈍らせてしまうためニキビの原因になります。

さらに、暑さから回避するための冷房の入った室内は、肌の水分を急激に奪い肌を乾燥させます。
潤いバランスの崩れた肌は新陳代謝のリズムを乱し、さらに様々なトラブルを引き起こします。

対処策

■■■ ダブル洗顔 ■■■
ファンデーション・日焼け止めなど、油性の汚れをオフするクレンジング料と、皮脂など肌の汚れを取り去る洗顔料のダブル使いでしっかり汚れを取り、毎日のお手入れで皮脂詰まりを予防しましょう。
■■■ 保湿ケア ■■■
皮脂の分泌が増えると反対に水分量は減少するのでたっぷり水分を与えましょう。
ローションマスクは、浸透圧効果で肌内部にしっかり水分を届けてくれるのでおすすめです。
また与えた水分が逃げないように乳液・クリームなどでしっかり肌表面を覆い乾燥対策をしましょう。
■■■ アンチエイジングケア ■■■
肌の乾燥によって角質層の角質細胞の水分が不足すると、肌のハリを低下させ、さらに真皮層も乱しがちになるので、真皮の活性効果のあるビタミンAなどが配合されたアンチエイジング化粧品を取り入れましょう。
■■■ 角質ケア ■■■
毎日ダブル洗顔をしていても、夏の暑さの影響で皮脂が活性化されると毛穴詰まりをおこすので、気になる場合は角質ケアができるコスメを取り入れるなどのスペシャルケアを行いましょう。
■■■ 入浴 ■■■
シャワーで済ませるのではなく、ゆったり湯船につかりしっかり毛穴を開いた状態でクレンジング・洗顔を行った方が、より汚れがしっかり取れます。
■■■ サプリメントの摂取 ■■■
忙しかったり生理や体調不良だったりすると、新陳代謝が乱れ美肌に必要なビタミンCが奪われます。
こういった場合は、手軽に摂取できるサプリメントがおすすめです。
また、「皮脂のビタミン」とも呼ばれる油分と水分をコントロールするビタミンB2、B6も同時に摂取するとニキビ・肌あれに効果的です。

その他にも、皮脂や汗が出たらこまめにやさしくふき取るように心がけることも大切です。
そのまま、放っておくと肌サビの原因にもなりますので注意が必要です。

暑苦しい夏も、キメの整ったクールな素肌を目指して毎日のお手入れに励みましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)