Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

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皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2007年10月11日配信のメルマガより

Vol.32睡眠と美肌効果

昔から「寝る子は育つ」といわれていますが、睡眠は美肌にも大きく関係しています。
今回は、秋の夜長のシーズン到来にあわせ、睡眠と美肌の関係についてご紹介します。

よく耳にする「お肌のゴールデンタイム」。
属に午後10時から午前3時のことを指し、皮膚の新陳代謝が最も活発になる時間帯です。

美肌を保つには、お肌のゴールデンタイムに睡眠(成人の場合6~8時間)を取ることと、それに加えて体内時計のリズムを整えることも非常に大切です。

■■ 睡眠のリズム ──レム睡眠とノンレム睡眠── ■■

睡眠には一定のリズムがあり、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が交互に行われています。

ノンレム睡眠時は熟睡状態となり、体と脳が休息されます。
このとき、作り出されるのが美肌に必要な成長ホルモンです。

その反対のレム睡眠時は、脳は覚醒状態となり、眠っていても手足が動いたり夢をみたりします。

この2つの睡眠状態は、90分を1セットというサイクルで交互に行われます。
そのうち細胞分裂に必要な成長ホルモンが多く分泌されるのは、2サイクルまでとされています。

就寝してから3時間の間に細胞に栄養を与え肌ダメージを修復し、成長ホルモンを分泌して肌の新陳代謝を促し、健康な肌細胞をつくり美肌に必要な働きを行います。

■■ 体内時計 ■■

体内時計は、朝起きて太陽の光が目から脳に伝わるとスイッチが入り、そこからおよそ14~16時間で自動的に眠りの準備を行う指令を出します。

体内時計は、昼夜の変化に合わせて体温、血圧、脈拍といった自律神経系をコントロールしたり、自然に眠気をおこすメラトニンというホルモンを分泌させます。

体内時計の働きによって、目覚める頃からエネルギーを要する日中にかけて体温は上昇し、夜寝る頃に下がりはじめます。
赤ちゃんは、よく眠くなると手足が赤くなりますが、これは体温を下げるために熱を放出するからです。

睡眠によって美肌効果を得るためには、規則正しい生活を送って、体内時計のリズムを整えることが大切です。
体内時計のリズムが整うと、必然的によい睡眠を取ることができ、肌の蘇生を行う成長ホルモンを分泌することができます。

===== 睡眠不足による肌への悪影響 =====

【 ニキビ 】
自律神経やホルモンバランスが乱れ、毛穴に皮脂や角栓がたまり、ニキビ菌が繁殖しやすくなります。
【 乾燥・肌荒れ 】
成長ホルモンの働きが低下するため、皮膚の形成がスムーズに行われなくなるため、肌表面がカサカサして乾燥するだけでなく、肌内部に不純物が侵入し肌トラブルを招きます。
【 くすみ・クマ 】
血行が悪くなることで、目の下に青グマができやすくなります。
また、肌がくすみ、ツヤも失われます。
【 肌老化 】
体内に活性酸素が増え、老化を促進してしまいます。

いつもと変わらないお手入れをしていても、調子がいまひとつ…。
そんな時は、たっぷり睡眠をとってリラックスできる環境を作りましょう。

リラクゼーション効果のあるラベンダーやカモミールなどの香りを楽しみながら、よりリラックスすることで質のよい睡眠がとれ、眠りながらにして美肌が手に入ります。

美しい肌を手に入れるためには、毎日のスキンケアも大切ですが、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)