Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

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皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2007年6月28日配信のメルマガより

Vol.28トマトの美肌効果

イタリアでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」
ということわざがあるほど、太陽の恵みをたっぷりうけ真っ赤に実ったトマトは、栄養たっぷりの野菜です。
今回はそんなトマトの効能についてご紹介していきます。

抗酸化物質「リコピン」の効果

完熟したトマトの色は、カロチン類の「リコピン」という色素によるものです。

「リコピン」は、抗酸化物質であり、非常に優れた活性酸素除去効果があります。
「リコピン」の抗酸化作用は、βカロチンの2倍、ビタミンEの100倍もの効果があると言われています。

紫外線、電磁波などの外的要因やストレス、疲労などの内的要因によって体内で増える活性酸素。トマトに含まれている「リコピン」がこの活性酸素を除去することで、老化のスピードを遅らせてくれます。
また、シワ・たるみなどの肌老化だけでなく、癌や生活習慣病の予防につながります。

「リコピン」は、1日に15mgの摂取が好ましく、トマト丸ごと1個程度でとることができます。

「リコピン」は、熱を加えて調理してもその効果は変わらないので、炒め物や煮込み料理にいれて調理するのもおすすめです。
加熱すると酸味が増すため塩分を減らすことができ、更に油分と摂取することで吸収が高まります。

栄養価満載 トマトに含まれるその他の成分がもたらす効果

ビタミンA
リコピンに並ぶ高い抗酸化作用と免疫力を高めてくれる効果があります。
ビタミンB2
細胞の新生を促し、肌の新陳代謝を高めるので、シミの原因となるメラニンの排出を促します。
ビタミンC
メラニンの生成力を抑制して、酸化された細胞を修復してくれます。
ビタミンH
別名、「ビオチン」と呼ばれ皮膚の下部にある毛細血管を強化して再生力を高めます。
また、細胞を活性させ正常な皮膚に改善・キープしてくれます。
ビタミンP
ビタミンCの吸収を高める働きがあります。
また、体内に細菌が侵入するのを防ぎ免疫力を高めて風邪などを引きにくくします。

これからの季節は、暑さの影響で身体が疲れやすくなり、食欲不振に陥りがちになります。
トマトにはクエン酸も含まれており、夏の暑い時期にさっぱりした味覚で食欲を増進させるため、美肌効果だけでなく、疲労回復・夏バテ防止効果もあります。

トマトをおいしく食べて、この夏も美肌と健康維持に努めましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)