Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

アンプルール・メルマガ会員様に、お送りしています、
皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
メールマガジンのバックナンバーをご紹介します。

>>最新記事はこちら

Dr.Akiko

2007年6月14日配信のメルマガより

Vol.27梅雨の環境による肌への影響

6月に入り、そろそろ梅雨の季節です。

高温多湿な梅雨の時期は汗をかき、皮脂の分泌が増えることで細菌が繁殖しやすくなる為、ニキビや吹出物が出来やすくなります。

その一方で、冷房機器の影響で肌の水分が奪われて乾燥し、更にバリア機能が低下して肌が不安定に傾きやすくなります。

そこで、肌トラブルを防ぐ、お手入れ方法をご紹介します。

トラブル1.【 ニキビ・吹出物 】

蒸し暑さの影響を受け、体温調節を行うために皮脂や汗が生成されます。
過剰に皮脂が分泌されることにより、ニキビや吹出物ができやすくなります。

=== 対処方法 ===
  • “クレンジング&洗顔”のダブル洗顔を丁寧に行う

    ファンデーションや日焼け止めなどの油性の汚れは専用のクレンジングで、さらに肌の汚れは洗顔料で落とすという風に使い分けをし、しっかり汚れを落としましょう。

    ザラつきが気になる部分は、念入りにクルクルとマッサージをする要領でクレンジングを行うと汚れを引き出してくれるので効果的です。ただしその際は、力を入れすぎないように気をつけてあくまでもソフトに行います。

    最後のすすぎは十分に行いましょう。
    すすぎが充分でないと肌トラブルの原因になります。

トラブル2.【 毛穴の広がり 】

梅雨の時期は高温多湿のため毛穴も広がりがちになります。
それにより、肌のキメが乱れて毛穴が目立ち、皮脂の分泌も増えるので、ファンデーションのノリが悪く、メイクも崩れやすくなります。

=== 対処方法 ===
  • とにかく毛穴を引き締めるお手入れを行う

    真皮層のコラーゲン繊維やエラスチン繊維を活性してくれるアンチエイジング機能のある化粧品で、肌にハリを与えながら毛穴を引き締めましょう。
  • また毎日のお手入れで、
    ・洗顔のすすぎの最後は冷水ですすぐ
    ・化粧水をつける際にコットンを使ってパッティングする
    などちょっとした工夫をすることも簡単に出来るうえ効果的です。
    肌に適度な刺激を与えることで、毛穴が引き締まります。

トラブル3.【 乾燥 】

梅雨の時期は、湿気が多く肌表面がべたついているため、冬場に比べてお手入れを怠りがちになります。

現代社会では室内は空調機器が可動しているので、その影響で肌に必要な水分が奪われてしまいます。
水分が不足すると肌内部のモイスチャーバランス(水分・油分・NMF)が崩れ、肌のバリア機能が低下するため、乾燥はさらに進行してしまいます。

=== 対処方法 ===
  • 水分補給の徹底と与えた潤いを長時間キープすることが重要

    肌に触れたときに冷たいと感じられるくらいが化粧水の水分が肌内部にしっかりゆきわたったサインです。
    しっかり水分補給をしましょう。
    その後は、乳液やクリームなどで肌の潤いを閉じ込めて、与えた潤いが逃げないようにバリア機能を高めることも大切です。

トラブル4.【 紫外線 】

日本では、5.6.7月が特に紫外線が強いといわれています。
梅雨の時期は、雨雲などで日差しが遮られているので油断しがちですが、一時的な晴れ間から強い紫外線が降り注いでいるので、天候に関係なくUVカットのお手入れは毎朝の習慣にしましょう。

=== 対処方法 ===
  • UVカット+ 美白コスメの併用
    防ぐだけでなくアフターケアもしっかりと

    紫外線カット対策として、SPF数値やPA数値の入った日焼け止めを使っていても、夏の強い紫外線は少なからず肌へダメージを与えています。
    メラニンコントロール効果のある美白化粧品でのケアも積極的に行いましょう。

    フェイスケアはもちろん、夏のファッションは肌の露出も増えるので首・肩・手・足などのボディーケアを行うように心掛けましょう。
    身体は、顔に比べて皮膚が厚く新陳代謝が遅いので美白ケアを行っても効果が表れるまでに時間がかかります。

    日焼け止めや帽子や日傘、サングラス等を使って紫外線を防御するよう心掛けましょう。

梅雨は、雨の日が続き湿気も多く憂鬱な気分になりがちですが、プラス要素もあります。

湿気が多い分、ダブル洗顔で清潔な肌を保ち、水分補給と保持の基本的なお手入れをきっちり行えば、空気が乾燥する冬や紫外線量が多い夏に比べて、お肌の状態が安定しやすい時期でもあります。

肌の状態がいいと、ハッピーな気持ちになります。
お手入れを楽しみながら梅雨の時期を乗り越えましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)