Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

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皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2007年3月8日配信のメルマガより

Vol.24花粉などのアレルギーゲンに負けない美肌作り

ようやく寒い冬も終わり、暖かい春に季節は変わりましたが、肌の調子はいかがですか?
春は気温も暖かく過ごしやすい季節ですが、実は私たちの肌にダメージを与えやすい季節でもあります。

私たちの肌は本来、外的要因から肌細胞を守るためにバリア機能が働きます。
しかし、冬の寒さと闘ったこの時期の肌はとても疲れている為肌の新陳代謝が低下し健康的な肌細胞が作り出せず、肌がカサカサと乾燥しがちになりバリア機能が低下してしまいます。

極端にバリア機能が低下すると肌は外からの刺激を受けやすくなります。

通常アレルゲンとなる異種タンパクは、大きな高分子である為バリア層を通過できません。
しかしながら、肌が不安定なときは乱れたキメの隙間からアレルゲンが進入し、かゆみや赤み、肌トラブルを引き起こします。

肌に不調を感じた場合は普段のお手入れを見直してまずは肌を正常な状態に戻すことが必要です。

私たちの身体の約60%は水分でできています。
とにかく水分補給を徹底的に行い、さらに与えた水分をキープすることを心がけましょう。

では、「春のスキンケア対策」をご紹介します。

─ 保湿 ─
  • 化粧水はなるべく手のひら全体を使って顔を包み込むようにし、こすらず押し込むように浸透させる。
  • 肌に負担がかからないローションパックを取り入れる。
    →顔にシートを乗せるだけで水分補給ができるうえ、浸透圧効果で肌内部に水分を届けてくれます。
─ 保護 ─
  • 充分に水分補給をした後は、与えた水分を持続させる為に乳液やクリームなどでしっかり蓋をする。
  • 過度に乾燥しているときは、ワセリンを少量塗布する。
    →不要物の進入をしっかりガードしてくれます。
─ 生活習慣の改善 ─
  • ダイエットによる食事制限をしない。
    →肌は栄養素がいちばん届きにくく、栄養失調になることで回復力が低下してしまう為、肌が不調なときの食事制限は禁物です。
  • ストレス解消法を見つけてリフレッシュするように心がける。
    →ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れ、花粉などのアレルゲンに過敏に反応する為、アレルギー症状は悪化します。

花粉症やアレルゲンによって鼻水や涙が出たら擦らないように押さえてふき取り、痒くなっても掻かずに痒みが引くのを待つことが大切です。
ダメージを与えるとさらにバリア機能が低下し、それに伴い回復力も低下します。

これが悪循環になると、さらにダメージが進行してしまいます。

スキンケアでしっかりバリア機能を回復するお手入れを心がけて暖かな春を楽しく過ごせるようにしましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)