Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

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皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2006年12月15日配信のメルマガより

Vol.19栄養の宝庫!意外な「みかん」効果

12月に入り、本格的に冬到来です。
この時期の定番の果物といえば「みかん」。
なんと、たった3個のみかんで、1日に必要なビタミンCの必要量100mgを摂取することができます。
また、ビタミンC以外にも、身体にとっていい栄養素をたっぷり含んでいる「みかん」。
今回は、「みかん」について知られざる様々な美容・健康効果をご紹介します。

◆美肌
ご存知のとおりビタミンCは、肌の新陳代謝を高め、メラニン色素をできにくくする働きがあり、シミやソバカス、吹出物などの肌トラブルに効果があります。
また、美肌に不可欠なコラーゲンの生成にも関わっている為、ビタミンCを積極的に摂取することによって肌のハリを保ち、シワができるのを抑えることが期待できます。

◆風邪ウィルス
みかんに多く含まれ他の果物にあまりないシネフェリンには、気管支の筋をゆるめる作用があり、のどににくる風邪に効果があります。
また、風邪の予防対策としても、日頃からビタミンCを摂っておくことでコラーゲンが生成され、のどや鼻の粘膜を強化。風邪ウィルスの侵入を防いでくれます。
さらに、風邪を引いてしまった時は、体内のビタミンCが風邪ウィルスと戦う為、急激に減少します。回復を早めるためにも、ビタミンCを積極的に補給してください。

◆便秘
みかんのスジや袋には、ペクチンという食物繊維が多く含まれています。
このペクチンには、腸内の水分調整を行う整腸作用があるので、便秘を解消し、さらには下痢を抑える効果もあります。
みかんはそのまま食べたほうが、果肉だけを食べた時と比べて4倍近くのペクチンを摂取できるので、袋ごと食べることをおすすめします。

◆疲労回復
みかんの酸味の成分クエン酸は、体が酸性化したときに生成される疲労の素・乳酸を分解する為、疲労回復に効果があります。
また、ビタミンCも新陳代謝を活性化しますので、相乗効果で疲れを早く取る効果があります。

○ とっておきの美容方法 ○

みかんの皮には、なんと果肉の3倍ものビタミンCが含まれています。
そこで、みかんの皮を入浴剤として活用してみましょう。

寒い冬もぽかぽか みかん風呂

  • みかんの皮の外側についているワックス剤などを落とすようによく水洗いします。
  • 細かくちぎり、カラカラになるまでよく天日干しします。
  • よく乾かしたら、みかん5~6個分の皮を、目の細かい布袋、洗濯ネットや古くなったストッキングなどに入れ、浴槽に入れます。

みかんの精油成分が毛細血管を広げ、血液の循環を良くします。
さらに、皮に含まれる油分がお湯に溶け出し、皮膚の角質を皮膜で包む為、体温が逃げにくくなり、温泉のように体を温めます。
また、保湿効果もあるのでお風呂上りの肌はしっとりスベスベに。そのうえ、精油成分に含まれるリモネンや香り成分テルペノイドには、精神を安定させる働きがあり、心地よい香りでリラックス効果も得られます。

みかん湯は肌を酸化から守る酸化還元作用があり、水道水を沸かしただけのお湯に含まれる塩素によって、肌が酸化するのを防ぐほか、みかんの皮に含まれるヘスピリジンはアトピー性皮膚炎、喘息、じんましんなどのアレルギーに対して非常に有効です。

このように、私たちにとても身近な「みかん」は、様々な効果をもつパワフルな果物であったのです。

ビタミンCは、食後の方がより多く体内に吸収されます。美容と健康のために、食後に「みかん」を食べて、冬の寒さに負けないコンディション作りをしましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)