Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

アンプルール・メルマガ会員様に、お送りしています、
皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2006年11月16日配信のメルマガより

Vol.18紫外線が肌に及ぼす『光老化』

肌の老化は加齢によるものだけでなく、実は、その原因の80%は「光老化」によるもので、紫外線を浴びた時間とその強さに比例すると言われています。

「光老化」は、文字通り太陽の光による肌の老化です。
シミ・シワ・たるみなど、加齢によって起こる老化とは異なり、紫外線に対する防御反応として皮膚が厚くなりメラニン量が増えることを指します。
これが、加齢による老化に上乗せの形で起きると例えば、加齢によるシワよりも深くてゴワついたものになりします。

また、特に色白の方ほど注意が必要です。
メラニン量が少ない分、防御反応が働く為、光老化の影響が早期で多く現れます。

光老化は、紫外線対策を行うことで予防ができます。

ご存知のとおり、紫外線は一年の中で5月から9月がピークですが、紫外線は一年中降り注いでいます。
また、天候に関係なく、曇りの日でも晴れの日の60%、雨の日でも30%の紫外線を浴びますので、年間を通して紫外線対策を行う必要性があります。

紫外線は、波長の長さにより「A波」「B波」「C波」の3つに分類され、その中で波長の長いUVAは、ガラス越しでも通過し、肌の奥まで到着し、光老化の原因になりますので、室内で過ごす時間が多い方でも紫外線対策は欠かせません。

紫外線対策として日焼け止めは不可欠です。
日焼け止めを選ぶポイントは、SPA数値だけでなく、光老化を防止するUVAカット機能(PAで表示)があるものがおすすめです。
PA値は「+」「++」「+++」の3種類で、数が多いほど機能が高くなります。

また、眩しいと感じると、眼の細胞にダメージが生じ、信号が脳に伝達されます。
脳からその信号を受けた肌は、紫外線が当たらなくても、メラニンを作り出すというデータもあります。
その結果、肌が黒く日焼けしたり、シミの原因や光老化も引き起こたりします。

そこで、日焼け止めだけでなく、UV加工されたサングラスや帽子も紫外線対策に効果的なアイテムです。
日常生活に積極的に取り入れてみて下さい。

2006年現在、健康促進のためにと勧められてきた「日光浴の必要性」に関する記述が母子健康手帳からなくなりました。
これは、日光浴によるメリットよりも、紫外線による肌や身体へ悪影響を及ぼすことがあると最近の研究結果からわかったからです。

今も10年後も健康的で、若々しい肌を手に入れられるよう、季節や天候に関係なく、毎日かかさず積極的に紫外線対策を行いましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)