納豆の原料“大豆”は、カルシウムをはじめとするミネラルや、女性ホルモン関係のトラブルに効果のある大豆イソフラボンが多く含まれ、『畑の王様』と言われる程、栄養価が豊富。
しかし、大豆そのままでは消化しにくいという難点があります。
これを納豆に加工すると、栄養効果を損なうことなく、ミネラルやビタミンも増加し、消化吸収が良くなります。
よって、美容と健康に様々な効果を発揮する食材となるのです。
納豆の効果には、下記のようなものがあります。
◆ 美肌の効果
ビタミンB2とのビタミンEが多く含まれ、特にビタミンB2の含有量は、大豆の4倍。
ビタミンB2は、皮脂の分泌を調整して肌をなめらかにする作用があり、ニキビ・肌アレの予防・改善を助けます。
ビタミンEは、過酸化脂質を抑制するので、シミ・くすみ・シワ・たるみ・ニキビなどの様々な肌トラブルを防止します。
また、血行促進効果があるので、冷え性や肩こりにも有効です。
◆ 血液をサラサラに
納豆は大豆を稲ワラなどに介在する納豆菌で発酵させて作られ、発酵させることで納豆ならではの「ナットウキナーゼ」という酵素が生まれます。
「ナットウキナーゼ」は体内の血液が固まるのを防ぎ、更に血栓を溶かす酵素を活性させ血液をサラサラにしてくれるので、動脈硬化の予防や高血圧の改善など生活習慣病を防ぎます。納豆を食べる習慣のある日本は、他の先進国に比べて生活習慣病の発生リスクが少ないとも言われています。
また、血液の循環がよくなり毛細血管まで血液が行き渡るので肌にも必要な栄養素が届き、美肌づくりにも効果的です。
◆ 便秘を予防
納豆1g中に何億もの納豆菌があると言われていて、この納豆菌が善玉菌をコントロールして腸内環境を整えてくれます。
また、大豆自体にも食物繊維が多く含まれているので、便秘を防ぐと同時に肌荒れ防止にも役立ちます。
◆ 骨粗鬆症を防止
女性ホルモン様作用成分のイソフラボンが女性ホルモン減少によって引き起こる、骨粗鬆症(骨がスカスカになる)を防ぎます。
では、どのように納豆を摂取するのが効果的なのでしょうか。
そのままゴハンにかけて食べても美味しいですが、オクラや山芋などのネバネバ食材を加えると、食感がよくなるだけでなく、更に胃腸の働きを整えてくれます。また、キムチや野沢菜などの発酵食を加えると、乳酸菌も摂取でき、整腸効果がさらに高まります。
納豆は、焼いたり炒めたりしてもおいしいですが、熱を加えるとせっかくの納豆菌効果が減少してしまいます。加熱して食べる際は加熱時間をなるべく短縮する事で栄養効果の損失を軽減できます。
こんなにいい事づくしの納豆。1日100g食べれば様々な美容と健康効果を手に入れることができます。
積極的に毎日の食生活に取り入れてみましょう。
アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)













