Dr.Akiko’s

ドクターアキコの”美”肌アドバイス

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皮膚科医 高瀬聡子(たかせあきこ)による、ワンポイント美肌アドバイス。
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Dr.Akiko

2006年4月13日配信のメルマガより

Vol.5旬の美味「たけのこ」で春の美肌作り

日本には春夏秋冬の四季がありその時期の旬である野菜・魚・果物などを美味しく食せます。そのときどきの旬の野菜は味も良く、栄養価が高く、それでいて価格が安くなります。30年ほど前からはハウス栽培や輸入物、缶詰物をいつでも手に入れられるようになりましたが旬の季節に採れた野菜は自然の恵み、太陽光・雨・風の恩恵を受けビタミンやミネラルなどが豊富に含まれているので免疫力や自然治癒力を高めてくれる理想的な食材です。

春の旬野菜といえば筍=竹の子。冬から春へ芽吹き生長するエネルギーにみなぎっています。竹の地下茎から出てくる竹の子供という意味から竹の子と呼ばれていますが地上に出てたったの一旬、10日間で竹になるため筍とも書かれます。旬とは元来、10日間の期間をさします。という意味でもまさに筍は、旬そのものです。

豊富な食物繊維
そんな筍に含まれる豊富な食物繊維。食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維の2種類に分けられますが、筍に含まれる繊維は不溶性食物繊維。不溶性食物繊維は消化管内の水分を吸収し数倍に膨れ上がり腸を刺激し、蠕動(ぜんどう)運動を盛んにするため便の排泄を促進します。腸内の有害物質を短時間で体外へ排出できるのです。美肌に大敵な便秘の解消や大腸ガンの予防になります。

その他、筍の栄養分は
【カリウム】
カリウムは塩分の排出を促し高血圧の予防やむくみを解消します。茹でても筍のカリウムは成分が損なわれず取ることができます。
【チロシン】
アミノ酸の一種、チロシンは脳の伝達物質で脳の働きを活性化し元気のない時の気分転換を助けます。その他に新陳代謝を活性化させ細胞の老化を抑えたり、高コレステロール改善の働きも持ちます。筍の切り口にみられる白い粉状のものがチロシンです。
【アスパラギン酸・グルタミン酸】
あの筍の旨みのもとである、アスパラギン酸・グルタミン酸もアミノ酸の一種で、これらは疲労を解消させるので溜まった疲れ、だるい体をスッキリさせてくれる成分です。

今では缶詰でも手に入りますが、採れたてで美味しく、栄養が高く、安いこの時期に是非摂りたいですね。たっぷりの食物繊維で便秘を防ぐ美肌効果と、健康な身体作りのために食卓に取り入れてみましょう。

アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)