紫外線はシミやシワの大敵として皆さんすでに良くご存知ですよね。
そもそもその紫外線とはどのようなもので、美肌にとって本当に大敵なのかを考えてみましょう。
紫外線、すなわちUVとして聞きなれていますが、英語でUltra Violetの略です。太陽光線の一つで波長の長さが違うUV-A、UV-B、UV-Cの3種に分類されます。
- UV-Aはあらゆる細胞の機能を活性化します。
- UV-Bは体内のビタミンD生成や免疫力を強化します。
- UV-Cは強力な殺菌作用がありますがオゾン層で吸収されるので私達の人体までは影響しません。
また、睡眠にも紫外線は効能をもたらします。
1日24時間なのに対し人間のからだは1日の単位が25時間と、1時間のズレがあります。そのズレを調整し質の良い睡眠へ導くよう体内時計をリセットするのは太陽の光なのです。
しかしこれらは短時間の適度な日光浴による効能であり、長時間や強い日差しは美肌への悪影響はもちろん、皮膚がんの要因になります。
- 遺伝子情報をつかさどるDNA。体内には傷ついたDNAを修復する機能が備わっていますが、UV-BによりDNA損傷が度重なると修復しきれなくなり皮膚がんなどの引き金になると考えられています。シミ・そばかすの要因であるメラニンを生成するのもUV-Bです。
- UV-Aは皮膚の真皮にある弾力を保つコラーゲンとエラスチンを破壊するのでシワやたるみの要因になります。
以上のことをふまえて日光浴をうまく活用出来れば1日1日をスッキリと心地よく過ごせます。美しく健康な肌を保つために紫外線は決して大敵なばかりではないのです。
具体的には、1日に15分間程度の紫外線曝露が理想的な目安ですが、顔に4分間浴びるとシワの形成につながります。1日の中で最も紫外線が強い10時~14時は避け、なるべく午前中に。露出している顔・首、手にはしっかりと日焼け止めを塗り心地よい程度の日光浴をしてみましょう。
あくまでも日焼けはしないよう、普段の生活の中でも常に日焼け止めを塗る、帽子やサングラスを使用するなど紫外線対策はしっかりと!
アンプルール代表
皮膚科医 高瀬 聡子(あきこ)













